オーディオの究極の目標は、生演奏だという人もいますが、実は生でも出せない音がオーディオでは手軽に出せるのです。
これは、生ビールとラガービールのような関係とも少し違うのですが、例えば
生のフルオーケストラを6畳の和室に入れることは、不可能ですが、オーディオなら大編成のオーケストラでも全く可能です。
しかし、クオリティは落ちるでしょうと普通は考えますが、「この音が出せれば一生涯、生演奏に行かなくても良いと断言できる」ほどの音質へ到達したシステムもあります。
またある方は、「2~3億円をかけて生を超えた」と言います。
お金をかければよいという物でもありませんが、いかに良い音を出すかを常に考え・実践する行為がオーディオの楽しみです。
お金がある人はお金をかけ、無い人は汗をかき頭を使います。
生演奏にはあまり縁がなかったのですが、数少ない体験と自分の脳裏にある理想の音を目標に、音質の構築をしてきましたが今では、「ベルリンフィルが毎晩生演奏をしに来てくれる」ような錯覚に陥っている始末です。
今回、チェコフィルハーモニー管弦楽団の生演奏を聴きに行くチャンスが到来しました。
今は、オーディオ装置でチェコフィルハーモニー管弦楽団の「新世界」を聴きまくりオーディオ音を克明に暗記しています。
生演奏 VS オーディオ
現在の優劣が分かるかもしれません。