2014年 03月 22日
TAD越え
TAD R1MKⅡの音色の決め手はCSTドライバーにあるのではないかと考えるとCS-955、S-955、S-955Ⅲと続いたPIONEERのベリリウムドームスコーカーに少し頑張ってもらうと、似たような音色がでるのではないかと考えた。
同シリーズは、凄いクオリティを誇っていたがダイヤトーンのDS-505や後継のDS-3000に販売では負けていたのではないかと思う。
その要因の1つは、リボンツィーターにあったのではないかと思うのです。
リボンツィーターは、確かに繊細で超高域まで伸びており素晴らしい特性なのですが、上記のスコーカーと組み合わせてみると、音が大人しく煌びやかさに欠ける傾向がありました。
そこで、元気よくクオリティの高いホーンツィーターを使うとマッチングが最高で、脅威の音質になりました。
低音域は、15インチアルニコウーファーを含むトリプルウーファーで等価55センチウーファーになっています。
TADの音決めのリファレンスを聴きながら、記憶をよみがえらせると、トータルでの音質は、越えたか越えないか位のところに来ました。(笑)