2013年 04月 21日
SONY TC-KA5ES
SONYのカセットデッキの中では、最後のシリーズの中級機です。
弟機のTC-KA3ESを、発売当時(95,96年)新品購入し使用していましたが、その後AIWAの10万円クラスのデッキ(XK-S7000)を入手して聴き比べると音質の差がかなりあることが分かりました。
それから、各社の10万円クラス(GX-93,XK-009,CT-A7,CT-A7D,GX-Z9000,TD-V711,V-9000,PC-X66AD等)を色々と入手することになったのですが、各社とも10万円クラスはかなりの高音質でした。さらに上のクラスは更に良いと思いますが未経験ゾーンなので分かりません。
巷では、SONYの高級デッキはGICバイアスフィルターで音が悪いとか777時代のような音はもう出ないようなことを耳にします。そこで、SONYの最終型の10万円クラスのTC-KA5ESを入手して上記機種と音質を比較してみようと思いました。
本当はTC-KA7ESのほうが良かったのですが中古価格が高すぎて手が出ません。違いもほんの僅か(Rコアトランスの巻き線が独立か否か、送り出し側のキャプスタンもサファイヤベースか否か、シャーシーが銅か否かなど結構ありますが)で機能や特性や外見は同じです。しかも、どちらもGICフィルター持ちです。予想は、大好きなSONYですから期待しているところです。